星の子を目指す
「星の子を目指す」とは、キリスト教精神に基づいてマリア様の生き方に学び、自らの個性・能力を生かして社会の中で光輝く女子の育成を目指すことです。
星の子には5つの輝きがあり、それぞれの輝きをクリックしていただくと育むための取り組みをご覧いただけます。
日々のお祈りを大切にし、週に1度の宗教の時間や宗教行事を通して、キリストの愛の精神を学びます。また、月に1度「心の時間」を設け、「思いやり・親切」「礼儀」「信頼・友情」などについて、理解し実践できるよう、学び合います。人を大切にし、人の痛みを感じ、人のために行動できる子どもを育てたいです。5月マリア様の月には、マリア様に倣って生活することを心がけ、誰かのためにお祈りを捧げたり、マリア様の御像にお花を飾ったり、人に喜ばれることができるようにつとめます。「おかずなしお弁当」の日を設け、少し我慢する心を学ぶと共に、すすんで人の役に立つために募金活動にも力を入れています。12月の「クリスマス会」までのアドヴェントの期間も、同様に、めあてを持って取り組みます。5年生の9月には、特別養護老人ホーム訪問も行います。小学校6年間で、他者や社会のために進んで行動できる奉仕と思いやりの心を育んでいきます。
1クラス25名までの少人数学級で、教師を含めた豊かな人間関係を育みます。学級の中での関わりや学習はもちろん、合宿や学芸会などの行事を通じて学年として互いによい刺激を受け、豊かな感性が育ちます。また、縦割りの仲良しクラブ、清掃活動など、学年を越えた関わりやコミュニケーションによって、体験的な学びが期待できます。
さらに国際交流活動や6年生修学旅行での沖縄民泊体験など、異文化に触れる機会をもち、広い視野を養います。
日常生活、授業の中で、基本的な生活習慣、しつけの徹底を目指します。学校生活は、集団の中での振る舞い方や女性としてのマナーを学ぶ大切な場です。人と出会ったときに会釈すること、自分から挨拶すること、ルールやマナーを守ること、ものを大切にすることなど、規律正しい集団生活の中で、よい生活習慣を身に付けます。低学年では、日本舞踊の先生にお作法教室を開いていただき、お辞儀の仕方など具体的に学ぶ機会を設けています。
授業の中では、実生活において生きて働く確かな知識を身に付けさせることに力を入れます。しっかりと話を聞くことを重視し、また自主的に学習する習慣を身に付け、学力の定着を図っています。6年間を見通して教科ごとに海星カリキュラムを作成し、1年間の学習目標を明確にして授業を行っています。放課後補習も力を入れ、その日の課題を残さないようにすると共に、発展的な学習にも積極的に取り組めるよう、問題演習も行っています。全学年、国語算数は毎学期末に「まとめテスト」を実施し、つけておきたい総合力を確かめていきます。
授業、学校での活動全体を通して、自ら考える力を育てます。すべての教科学習において、じっくり考える力を養うことによって、場に応じた判断力を育成し、身に付けた知識の活用を目指します。習得した知識・技術をどう使うか、自ら思考を深め、時には協働して友達と学び合い判断力を発揮し、実践力を養いながら、将来につながる「生きる力」を培います。
小学校からの一貫教育を経て、国公立大学・難関私立大学への進学希望者が多いことも本学院の特徴ですが、それは小学校時代に確かな知識に伴う思考力を身に着け、自ら学ぶ姿勢を持つことが、進級後の伸びにつながっていると考えます。
カトリック教育
カトリックの教えに基づいた宗教教育は小中高12年間一貫教育のバックボーンとなっていますが、小学校教育においては次の点に重きを置いています。
まず人は神の愛によってこの世界に存在するものであることからお互いを尊敬し合い、豊かな人間関係を育みます。また、自ら選び責任を取ることのできる自立した大人へと成長することを助けます。
キリスト教の人間観に基づくこの二点を小学校のすべての教育活動において培っていくことを目的としています。
毎日の学校生活において、個々人の多様性を尊重し、他者へのかかわり方を学び、心の支えとして「祈り」を大切にします。
カトリック精神を育む行事
- クリスマス会
- 創立記念ミサ
- マリア様をたたえる会