2012高校卒業式
#高等学校 行事
2月18日。朝登校してみると、校庭はうっすら雪化粧。
中高6年間の海星での生活。
両手に抱えきれないくらい、6年間のいろんな〈思い出〉の花束をもって、卒業生145名は巣立っていきました。
☆学校長の言葉から
とても大きな時代の流れを感じます。現代は新しい意味で、幸せの意味を問う時代になったと思います。
先ほどの聖書の、畑で宝を探す人、真珠を探す少女、よい魚をよ
りわける漁師のように、みなさんは今、宝探しの旅に出ようとしています。
イエスの生き方、
お互いがお互いを認めあう、そういう生き方を大切にしていってほしいと思います。
この先行きは、不透明で非常に厳しい・・・でも、そういうことは悪い要素ではないのですね。それどころか、その中で、みなさんはいろんな偏見、過去の因習にとらわれることなく自分の自由な発想、そして海星での精神に支えられて、おおいに大胆に歩んでいくことができると思います。
そして何ごとにも代え難い自分の宝を、見つけ出してくださいね。
☆卒業生の言葉から
どんなときにも、自分を支え励ましてくれる人がそばにいました。人一倍がんばる仲間があったからこそ、あきらめずに前へ進むことができたのだと思います。
人はひとりでは生きていく
ことはできません。人が生きるということは必ず他の人の存在によって成り立っています。
それはある意味で人間の強みだと思うのです。
そのことを私は海星という場で身をもって学びました。
私たちはこれからも、人の力を借りながら、自分も誰かに手をさしのべて、お互いを信じて、生きていくことができればよいと思います。