2016クリスマス会
2016
12.21
#中高共通 行事
☆2016 中高クリスマス会
期末テスト終えた12月16日(金)、中・高それぞれに一足早いクリスマスをお祝いしました。
海星のクリスマス会は、キリストの誕生を、聖書朗読と歌、そして祈りで描いていきます。
幼子イエスを囲む馬小屋にのみライトのあたる、暗闇の中、
中学校は有志コーラスの合唱、高校は有志弦楽の演奏で静かに幕が上がると、各学年のこれまで長く準備をしてきた合唱が始まります。
今年は、高校はバッハのクリスマス・オラトリオを中心に、中学校は各国のクリスマス・キャロルを2曲ずつ歌いました。
最後、ヘンデルのハレルヤ・コーラス。歓喜の合唱で、これがなくては海星のクリスマス会という気がしなくなるほどです。
校長先生のメッセージは、キリスト誕生の夜のことについてです。
私たちは、静かな貧しい馬屋を思い描きますが、考古学が教えてくれるその夜は、マリアの出産を手伝いかいがいしく働く女たちの、宿屋(これも一般の民宿のようなもの)の外で出産を待つヨハネや他の男たちの、にぎやかなお祝い気分にあふれたものであったらしいのです。暖かい明かりや弾む声。それにこそ羊飼いたちは導かれたのでしょう。
最初のクリスマスが人々の優しさや気遣いにあふれたものであったことを想像すると、何か楽しくなってきますね。
私たちまた、このクリスマスに、周囲の人に、また遠く離れた人々にも優しい気持ちを向けることができますように。
よいクリスマスと新年をお迎えください。