高1INTERNATIONAL WEEKS 2018 その3
#高等学校 行事
11月24日(土)は、
<韓国>
ハングル文字についてのお話がとても興味深かったです。
UNがハングル文字の優れた点を認め、文字のない国に提供しているというのはすごいことだと思います。
私は韓国ドラマが大好きなので、少しハングル文字を勉強してみたりしているのですが、ハングル文字はパズルのようになっていてすごく論理的な文字です。そのため文字の形を覚えてしまえば様々に応用ができ、わかりやすく使いやすい文字になっているのだなと思います。
庶民にも使ってもらいたいという世宗大王の想いが現代にも残り、一国の文字になっているということに歴史のロマンを感じました。
<ベトナム>
ベトナムのヒューンさんのお話を聞かせてもらって、食べ物に衝撃でした・・・。ネズミも蛇も食べるという。ヒューンさんは可愛らしい声で、「畑にいるネズミはお米ばっかり食べてるからきれいなの!」と言っていて、びっくりしました。絶対食べたくないけど食べてみたいです!相当な勇気がいると思うのですが。
<中国>
3人の方の日本語の発音が素晴らしくとても驚きました。
中国からいらしたアイリンさんに学校を案内する間、たくさんお話を伺いました。神戸大学では通訳の研究をなさっているということでした。
日本の方言(関西弁など)はあまり品がないと言われたり、下に見られたりしているイメージも少しありますが、アイリンさんの国にも多くの方言があり、それら一つひとつを尊重していると聞きました。
アイリンさん自身も、「異なるものは尊重しなければならない」と仰っていたのが心に残りました。
☆ INTERNATIONAL WEEKSを終えて☆
☆ international Weeksの活動の間ずっと、私の知っている世界はすごく狭かったんだなと思っていました。
この活動がなかったらジャイナ教のこともエルサルバドルのことも知らないままだったので、自分の「知らない」を実感しました。
それと同時に自分の知らない世界をたくさん知っている人がいて、自分が望めばその人のようになれるのかなとも思いました。
また、自分が思っているより、世界がすごく広いことが分かったので、悩み事があってもその悩んでいる世界がすべてじゃないのだと思えるようにもなったかなと思います。
私たちは普段よく最悪・最低などという言葉を口にするけれど、すごく小さな世界での感覚なんだと思いました。
☆ 「やっぱり世界って広いんだなー」というのが、率直な感想です。
私が学校に行ったり、テレビを見たり、友達としゃべったりして過ごす一瞬一瞬の時間を別の場所で違うことをして過ごしている人がいる、地球の生命の偉大さを感じます。
(冗談抜きに)世界には、違った考え方を持ち、それぞれ違った時を過ごしてきた人々がたくさんいて、それぞれが心に秘めた大切なものがある。その大切なものっていうのは、正しい、正しくないって、はっきり白黒つけられるものではないのだと思います。
ある人にとっては、それは善になり、別の人にとっては悪になったりすることもある。世の中に善悪ハッキリつけられるものなんてないんだなと思います。だから自分の価値観も、絶対的な存在ではなく、善にも悪にもなりうる。
価値観なんて言うのは、ひどく曖昧であてにならないものなのだと思います。つまり、自分の価値観から見た物事なんてその人自身が善悪を決められるわけじゃないのだからむやみに攻撃したり、嫌ったりするというのは、良いことではないのだと思います。これがInternational Weeksを通しての私の感想です。
この感想を書いていて思ったことは、自分の考えを適切な言葉を使って説明できる能力って本当に大切だということです。
結局は、自分の想いをきちんと相手に伝えられる能力、これが民族をこえ、人間としての考え方もこえ、共生していくために一番必要な能力なんじゃないかと思います。