イギリス語学研修 7日目
#高等学校 行事
こちらに来て初めての週末です。今日は授業を担当してくださっている先生方も含めて一緒にManchesterへ遠足に行きました。
マンチェスターは綿工業が発展し、産業革命の中心的な役割を果たしたことで知られています。日本でもリサーチをしてプレゼンテーションをしており、こちらでも授業の中で街について教えてくださったこともあり、ある程度の知識がある中での遠足となりました。
まずはMuseum of Science & Industry(産業科学博物館)を見学しました。
世界で初めてのパソコンや、自動車の歴史などたくさんの科学技術の発展の変遷を見ることができました。中でも1番目を引いたのは綿織物の機械です。産業革命を支えた綿工業ですが、その影には奴隷など悲しい部分もあったことも忘れてはいけません。また、急速に発展していった一方で、環境汚染なども問題となりました。
現在はいかに環境に配慮した産業の発展を目指している様子も見ることができ、過去と未来を考える機会となりました。
ちなみにマンチェスターはBee City(蜂の街)と呼ばれています。産業が発展するために皆が必死に働いている様子が働き蜂を連想させることからその名がついた様です。
その後、水路を使って綿織物を輸出した跡や現在の発展した街並みを見ながら散策しました。
小雨の降るなかManchester Cathedral(マンチェスター教会)付近の広場でグループごとにランチを食べました。せっかくなので教会の中も見学させていただいて、海外の教会に皆興味津々で写真をたくさん撮っていました。
Royal Exchange(ロイヤルエクスチェンジ)という昔は商品取引所で、今は劇場やカフェになっているところも見学し、時代の変遷を感じることができました。
最後は、生徒たちが待ちに待った大きなショッピングモールでの買い物でした。Chesterにはない非常に大きなモールなので、グループごとに教員がついて束の間のショッピングを楽しみました。
夕方にChesterに戻ってからはそれぞれタクシーにてホームステイ先に帰っていきました。今日はぐっすり寝ることでしょう。