図書委員会 神戸大学附属図書館社会科学系図書館の見学
2025
01.23
#中高共通 行事
先日、図書委員会で高校生を中心に希望者を募り、神戸大学の六甲台第1キャンパス内にある社会科学系図書館の見学をさせていただきました。
高校2年生から中学2年生までの13人が見学に参加しました。
社会科学系図書館は、神戸大学内最大・最古の図書館で、国の登録有形文化財に指定されています。
この歴史ある建物に、戦禍を免れた貴重な図書も数多く残されています。
正面玄関から2階に上がると、立派な大壁画「青春」が見えます。
大壁画の奥には、120万冊以上もの本が並ぶ書庫があります。
普段は大学関係者以外は入室することができませんが、今回、特別に少し中を見せていただきました。書庫の中心に重厚な階段、そしてまわりにたくさんの書架が並ぶ光景に、「ジブリの世界に迷い込んだみたい!」と言った生徒もいました。
大壁画前の天井には美しいステンドグラスも…!
よく見ると、「KOBE」「UNIVERSITY」の文字が…!見つかりましたか?
現在、図書館では「阪神・淡路大震災30年 あの日の神戸ー記憶の継承ー」という資料展を開催しています。
震災が起きた時、神戸大学の学生さんたちは、自分たちも被災者でありながら、炊き出しなどのボランティア活動を行っており、その当時の写真や記録を見させていただくことができました。
他にも館内には「震災文庫」という、阪神・淡路大震災に関する資料を集めているところもあります。
神戸大学は立地的に本校から近くにあり、生徒たちが憧れている大学です。生徒たちは多くの刺激を受けて帰ってきました。中には、職員の方に図書館について熱心にたくさん質問をしている中学生もいました。「またいつでも見学にお越しください」と快く迎え入れてくださった図書館の職員の皆様に感謝申し上げます。