校長先生のお話から
2010
11.18
#中学校 行事
☆校長先生のお話から
今週の礼拝朝礼のお話は、聖書の有名な個所
「汝の敵を愛しなさい」
についてでした。聖書の時代、ユダヤの人々は敵に囲まれていました。だからこそ、この言葉が真実味をもっていたのですが、現代の日本においてはどういう意味を持つのでしょうか。
それは、怪我をして倒れたユダヤ人を積極的に助けた「よきサマリア人」のように、他者に向けて愛を実践することにあります。「愛する」ということは「好き嫌い」という感情とは全く違うもので、誰に対してでも自分の心を完全にむける行為なのです。
私たちは、生まれてから、両
親、兄弟、友達、そして社会へと人間関係を広げていきます。そのなかで、「愛する」ことを
日々学び取り、自分の姿勢としていかなければなりません。
☆中1、中2の11月の体験学習は、この校長先生の言葉とかかわっています。
中1はしあわせの村での福祉体験、
中2は養護学校を訪問して、生徒たちと交流しました。
ともに、学校生活においてやや内向きになりがちな視野を広げ、社会の一員としての自分を考える機会を持ちました。
晩秋の校庭 桜の木々の紅葉も、今年はひときわが美しいようです