新年度の始まりに
2011
04.08
#中高共通 行事
校庭の花々が美しく咲きそろい、新学年がスタートしました。
でも、遠く東北・関東の被災地では、子供たちは学校が始まるのを待ちわび、先生方は学校再開のために苦労されています。日々明らかになっていく被災の状況、刻々変化する原発の事態は、私たちの心にも暗い影を投げかけています。
そのことを心にとめ、新しい一年を力強く始めていきたいと思います。
2011年度の学校目標、そして校長先生のお話もそれにかかわるものでした。
「あなたがたは、地の塩、世の光である」マタイによる福音書5章13、14節
「塩は私たちの命を支えるもの、そして暗闇の中のともし火は、いくら小さいものであっても、私たちの希望になるものです。私たちは『地の塩、世の光』として、他者とともにありたいと思います。新しい一年を始めるにあたって、今・ここであなたのまわりの人を支え、照らす光として一生懸命学校生活に取り組んでください。そのようにして、私たちの存在は遠く離れた被災の地にいる人々にもつながっているのです。」