中3公民・高1現代社会 模擬裁判
#中高共通 行事
中3公民・高1現代社会 模擬裁判
中3公民・高1現代社会の授業において模擬裁判を行いました。
このうちいくつかのクラスでは、先日講演にいらしていただいたアンサー法律事務所の谷宮由和弁護士を始めとする法曹関係者の方に模擬裁判の様子を「傍聴」していただき、その後御高評をいただきました。
シナリオにそって生徒たちが裁判官・検察官・弁護士・証人・被告人などの役割を演じ、それ以外の生徒は班に分かれて有罪・無罪の評議を行いました。最後に実際の「法服」に身を包んだ裁判官役の生徒たちが、自分たちで書き上げた判決文を読み上げました。
御覧頂いた谷宮弁護士から、生徒たちが判決にあたって重視したポイントについてのご評価をいただくとともに、実際の弁護の際に心がけておられることなどについてお教えいただきました。
生徒たちの感想をご紹介します。
「一度傍聴をしたことがあって、その時と同じような気持ちを味わえました。また、裁判員裁判で呼ばれるとこんな感じなのかなと思いました。」(中3)
「裁判長として、判決文を書くのに本当に苦労しました。実際の判決文を参考にして書きましたがまとめるのに時間がかかりました。言葉で一つ一つ説明していかなければならないことの難しさを実感しました。」(中3)
「被告人・証人の話している内容であいまいな部分が多くあり、班で有罪か無罪か判断するのがすごく難しかったです。話の中の細かな情報を読み取るのが大変でした。『推定無罪の原則』の大切さを改めて感じました。」(高1)
「班で話し合いをしたとき、私たちの班は有罪だと判断したけれど、他の班の意見や裁判官の出した判決を聞くとその理由にも納得できるところがあって、判決を下すのは本当に難しいなと感じました。」(高1)