2学期終業日&高3感謝のミサ
2019
12.21
#学校の様子
本日12月21日、2学期の終業日を迎えました。
朝から全校生徒で学校中の大掃除をし、帰りには通知表が担任の先生から手渡されました。
皆さま、よいクリスマス・年末・お正月をお過ごしください。
大掃除のあと、海星での全ての授業を受け終えた高校3年生が、これまでの生活に感謝し、海星での最後のミサに臨みました。
高2の時、修学旅行に同行してくださった、神戸中央教会のエマニュエル・ポポン神父様に、大学聖堂でミサを行っていただきました。
本日の福音朗読は、マタイによる福音書の「地の塩、世の光」でした。
「あなたがたは地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」
朗読された福音書に基づき、神父様から説教していただきました。
「皆さんは、結局、何のために生きればいいのでしょうか。これまで一生懸命勉強してきたでしょうし、ずっと先の将来の計画もしていることでしょう。でも、将来のためだけに生きているわけではありません。今を生きています。今できることは何でしょうか。
塩はまわりに塩味を付け、光はまわりを照らします。私たちの持つ才能や能力は、まわりのために使うものです。神様は私たちのために愛を注いでくださいます。皆さんは、その愛を生かすために、自分の持つものを探し、何をすればよいのか考えましょう。本当に豊かになるために、自分のもつ才能を人のために生かしていきましょう。それが地の塩、世の光になるということです。
まずは自分たちに命を授けてくださった神様を信じ、人のために生きましょう。神様が一番、私たちの中にある才能を知っておられます。人のために生きる私たちは、いつもつながっています。みんなの喜びは、自分の喜びにもなります。私たちは希望の光を持って、一緒に生きましょう。」
ミサの中で、たくさん聖歌を歌いました。宗教委員の生徒が学年を代表し、これまで送ってきた学校生活への感謝の気持ち、そしてこれからそれぞれの進路へ向かっていく自分たちを見守ってくださるよう、共同祈願を捧げました。また、事前に、宗教の授業で、海星における学校生活を終えるにあたって、いただいた様々な恵みに感謝し、これからの人生への導きと祝福を願って、各自祈願を書きました。その高3全員の祈願が、宗教委員によって、奉納されました。
高3の保護者の皆様にも多数ご参列いただきました。ありがとうございました。