茶道教室終了
2022
03.25
#学校の様子
今年度の茶道教室が、3月9日、10日に無事終了しました。
今年度は、緊急事態宣言、まん延防止重点措置のため、行事予定の変更、部活動の停止などがあり、茶道教室も日程を幾度となく変更しながら実施しました。そのような状況でも、受講生の皆さんは茶道教室を楽しみにしてくださり、回数を重ねるごとにお点前も上手にできるようになりました。また、昨年度の参加者の皆さんも一緒にクリスマス茶会をすることもできました。
最後の教室では、受講生の皆さんは修了証と先生からのプレゼント(茶筅、抹茶、干菓子)を受け取りました。
以下に、受講生の皆さんの感想文の一部を紹介します。
◯茶道は、お茶を点てるだけでなく、季節のお花や掛け軸にも意味があることを知り、茶道への興味が深まりました。
◯岡田先生のお話がとても面白かったです。様々な漢詩やお菓子の意味などが知れて良かったです。美しい自然の情景をあらわした漢詩が気に入りました。
◯茶道の時間は、心が落ち着きます。普段はネガティブになったりイライラすることが多いのですが、茶道教室があった日は心穏やかでいられました。
◯茶道をする時間はお茶をたてる時間ではありましたが、それだけではなく人として大事なもの、哲学的なものを学ぶ時間でもあったと感じます。
◯茶道は自分の心に豊かさと余裕を作ってくれるものだと思いました。
◯私のお気に入りは、授業の最初の禅語についてお話ししてくださる時間でした。禅語を鑑賞することによって、だんだん茶道の意味を理解することができるようになるのが嬉しくて、いつも楽しみにしていました。
◯手順や道具の場所などを心のうちで意識しながら、ひとつひとつの動作を丁寧に気を配りお茶を立てる経験は、当たり前のことを当たり前にする難しさと気持ちの良さをきづかせてくれました。
◯心が穏やかになり、普段の自分が消えていくような気持ちになりました。日常生活ではなかなか経験できないことだったと思います。
◯教室に通い始めてから、街を歩いている時に普段は見ないことに目を向けるようになったり、訳が分からないと思っていた書道特有の余白の美や、大胆さと繊細さを素敵だと感じられるようになったり、お花を買って家に飾ってみたりと、少し生活が豊かになりました。
◯毎授業の和菓子がとても美しく、美味しかったです。茶道教室に行く前は街中で和菓子屋さんを気にしたことがなかったのですが、今では和菓子屋さんを見つけると必ず入ります!笑