Active Learning Room―主体的・協働的な学びへの取り組み
2017年夏、子どもたちの知識を有機的、発展的に深める授業の実現のため、AL教室を新設しました。
AL教室とは、Active Learning Roomの略式で名づけられた教室です。主に、コンピューターや情報通信ネットワークなどの情報手段の活用、学習支援ソフトによる学習など、さまざまな角度からの情報活用能力を育む授業が行えるように新設しました。子どもたち全員が黒板に向かって学ぶ従来の受動的な授業に加え、「課題設定」「情報の収集」「情報の整理」「気づきの発見、発表」までの一連の調べ学習を取り入れた能動的な授業の実現が可能です。また、全教室無線LAN環境、教室への電子黒板機能付プロジェクター設置、1クラス全員分(26台)のタブレット導入等、ICT教育設備を整えました。設備を生かしたさまざまな科目での活用が期待できます。
AL教室で実現できる、主体的・協働的な学び
触れて、体感しながら学べる
授業課題にとり組む過程で、実際にコンピューターやタブレットで各種ソフトウェアを動かすことで基本操作のやり方を覚え、情報活用能力が身につきます。
見比べ、気づき、学びが深まる
動画、画像、制作物や発表資料を画面を通して見ることで、授業での対話が生まれ、意見を交換するきっかけや、新たな気づきを生み出す学びにつながります。
一人ひとりの習熟度に合わせ、見守る
コンピュータのもつパーソナル性を利用することで、生徒一人ひとりの学習の進み具合を把握でき、それをもとに個別指導を行うこともできます。